厳島神社の御由緒
厳島神社は、推古天皇元年(西暦593年)に創建されたと伝えられる古社です。平安時代末期には平清盛によって社殿が修造され、寝殿造の様式を取り入れた美しい社殿が完成しました。1996年にはユネスコの世界文化遺産に登録され、日本三景の一つとしても知られています。
厳島神社の御祭神
主祭神は宗像三女神である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)の三柱です。これらの神々は、天照大御神と素盞嗚尊の誓約により生まれたとされ、海上交通の守護神として信仰されています。
厳島神社の御利益
厳島神社は、海上交通の安全や水難避けのご利益があるとされています。また、市杵島姫命は弁財天と習合しており、芸能や財運、勝負運の向上、学業成就、家内安全、商売繁盛、病気平癒など多岐にわたるご利益があると信じられています。
厳島神社の詳しい所在地
- 住所: 〒739-0588 広島県廿日市市宮島町1-1
- アクセス: JR「宮島口駅」からフェリーで約10分、宮島桟橋から徒歩約10分
- 拝観時間:
- 1月1日: 0:00~18:30
- 1月2日~1月3日: 6:30~18:30
- 1月4日~2月末日: 6:30~17:30
- 3月1日~10月14日: 6:30~18:00
- 10月15日~11月30日: 6:30~17:30
- 12月1日~12月31日: 6:30~17:00
- 拝観料:
- 大人: 300円
- 高校生: 200円
- 中小学生: 100円
- お問い合わせ: TEL: 0829-44-2020
サクナダリの感想
厳島神社は、海上に浮かぶ独特の社殿と朱塗りの大鳥居が印象的で、訪れるたびにその神秘的な美しさに心を奪われます。特に満潮時には、社殿が海に浮かんでいるように見え、まるで異世界に迷い込んだかのような感覚を味わえます。また、宗像三女神を祀る神社として、海上交通の安全だけでなく、多岐にわたるご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れるのも納得です。歴史と自然が融合したこの場所で、心静かに参拝することで、新たなエネルギーを得られるように感じました。広島を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。