浦嶋神社（京都府与謝郡伊根町）～浦島太郎伝説ゆかりの地、時を超える浪漫の神社～

浦嶋神社の御由緒

浦嶋神社は、京都府与謝郡伊根町本庄浜に鎮座する神社で、浦島太郎伝説の舞台として知られています。社伝によれば、平安時代の天長2年（825年）7月22日に、淳和天皇の勅命により小野篁が社殿を造営し、浦嶋子を筒川大明神として祀ったことが創祀とされています。延喜式神名帳には「宇良神社（うらじんじゃ）」と記載されており、古くから地域の信仰を集めてきました。

浦嶋神社の御祭神

主祭神は浦嶋子（浦島太郎）であり、相殿神として月読命（つくよみのみこと）と祓戸大神（はらえどのおおかみ）をお祀りしています。浦嶋子は、丹後国風土記にも登場する伝説的な人物で、竜宮城伝説の主人公として広く知られています。

浦嶋神社の御利益

浦嶋神社は、長寿や縁結び、航海安全などのご利益があるとされています。特に、浦島太郎伝説にちなみ、時を超える浪漫や不老長寿を願う参拝者が多く訪れます。

浦嶋神社の詳しい所在地

住所: 〒626-0403 京都府与謝郡伊根町本庄浜191
アクセス: 京都丹後鉄道宮豊線「天橋立」駅から丹海バスで約75分、「浦嶋神社前」下車、徒歩1分
駐車場: 無料駐車場あり（大型車可）
参拝時間: 境内自由
お問い合わせ: TEL: 0772-33-0721

サクナダリの感想

浦嶋神社は、浦島太郎伝説の息吹を感じられる魅力的な場所でした。境内には、国指定重要文化財の浦嶋明神縁起絵巻や乙姫小袖、室町時代に作られたとされる亀甲文櫛笥の玉手箱など、貴重な宝物が展示されています。また、神社周辺の美しい海岸線や自然も見どころで、心癒されるひとときを過ごせました。歴史と伝説が交錯するこの地を訪れることで、古の物語に思いを馳せることができ、非常に感慨深い体験となりました。