神社めぐり

三蔵稲荷神社(広島県福山市)~福山城を守護する歴史ある稲荷神社~

三蔵稲荷神社の御由緒

三蔵稲荷神社は、元和五年(1619年)に福山城初代藩主・水野勝成公(みずのかつなりこう)が福山城築城の際、城内北側(鬼門)に備後国の守護神として祀ったのが起源です。

勝成公は、祖父・忠政公が京都伏見稲荷大社より受けたご神体を授かり、武者修行の旅の間も肌身離さず持ち続け、その加護を受けていました。福山城築城後、このご神体を城内に祀り、以降、代々の福山城主が直祭し、藩内には多くの分社が建立されました。

三蔵稲荷神社の御祭神

三蔵稲荷神社の御祭神は以下の三柱です:

  • 宇賀魂大神(うがのみたまのおおかみ)-五穀を始め、食物を司る神。
  • 猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)-海陸の道を先導し、守護する神。
  • 大宮女大神(おおみやめのかみ)-神楽・舞踏の始祖であり、演芸・歌劇・茶道・華道の守護神。

三蔵稲荷神社の御利益

三蔵稲荷神社は、厄除け、縁結び、商売繁盛、家内安全など、様々なご利益で知られています。

宇賀魂大神は五穀豊穣と食物の神、猿田彦大神は交通安全や縁結びの神、大宮女大神は芸能や創作の神として信仰されています。

三蔵稲荷神社の詳しい所在地

  • 住所: 〒720-0061 広島県福山市丸之内1丁目8-7
  • アクセス:
    • JR「福山駅」北口から徒歩5分
  • 駐車場: 境内に無料駐車場あり
  • お問い合わせ: TEL: 084-922-1569

サクナダリの感想

三蔵稲荷神社は福山城の守護神としての歴史を持ち、その地に立つと強いエネルギーを感じます。

宇賀魂大神の豊穣のエネルギー、猿田彦大神の導きの力、大宮女大神の創造性の波動が交錯し、訪れる者に多面的なスピリチュアルな恩恵をもたらすでしょう。

境内で静かに瞑想することで、これらの神々と深く繋がることができるかもしれません。

ギャラリー

-神社めぐり